ネットバンク比較ネットバンクコラム>銀行(ネットバンク)で投資信託を買う利点・メリット(10年04月18日)
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銀行(ネットバンク)で投資信託を買う利点・メリット

銀行においても投資信託の窓販(窓口販売)が解禁されており、都市銀行や地方銀行はもちろん、ネットバンクでも投資信託の販売がされています。もちろん、投資信託の販売の専門は証券会社(ネット証券)です。では、投資信託という投資商品をネットバンク(銀行)でわざわざ買うメリットとはどのようなものなのでしょうか?

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銀行で投資信託を買うメリット

まず、投資信託についてですが、投資信託とは「複数の投資家が資金を出し合いその資金をプロであるファンドマネージャーに運用してもらう」という投資商品です。投資信託の場合、投資家自身が投資に対する深い知識がなくても、株式投資などができるものとして、多くの投資家に利用されています。
(関連:投資信託とは

では、それを銀行で買うメリットというものは何でしょうか?

結論からいうと、基本的に投資信託は銀行で買うべきではないと考えています。理由としては以下の通りです。

  1. 手数料が高い。証券会社やネット証券と比較しても手数料コストが高すぎる。
  2. 万が一銀行を変えようと思う場合も、投資信託は移管(動かすこと)が面倒。(証券会社の場合比較的容易)
  3. 行員の知識不足(対面の場合)

なんといっても問題はコスト(手数料)の大きさです。投資信託は購入時に1~3%程度の販売手数料がかかることが多いのですが、この手数料の大きさは証券会社よりも銀行の方が高い場合が多いです。
仮に1%の差があるとすると100万円の投資でなんと1万円もの手数料の差が出てしまうと言うことになります。

次に2番目ですが投資信託の場合有価証券となりますので、預金のように右から左に動かすと言うことが容易ではありません。有価証券を移す手続きを「移管」というのですが、これがまたややこしいのです。また、○○銀行から××銀行に移管する場合には、××銀行でも○○銀行で買った投資信託を販売していること(取り扱いできること)が条件となり、場合によっては移管すらできないばあがあります。
もちろん、証券会社の場合も同様に移管の必要はありますが、銀行の場合よりも簡単です。

最後に行員の知識不足という点ですが、銀行員というのはやはり「投資」の専門家ではありません。そのため、証券会社の人間と比較して投資に関する知識の面でどうしても不足しています。(もっともオンラインでの購入の場合は関係ありませんが)

 

さて、銀行で買うメリットとしているのにデメリットばかりの紹介となってしまいました。最後に銀行で投信を買うメリットですが、

  1. 銀行員にとっての上得意先となれる可能性がある。

以上でしょうか。銀行員にとっても多くの場合投信のノルマなどが設定されているので、それに貢献してくれる預金者はいいお客さんとなれるでしょう・・・。

関連:投資信託で証券会社比較

 

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