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定期預金と個人向け国債を比較

個人向け国債は債券の一種ですが、発行しているのが国なので安全性・信頼性という面では極めて高い商品です。ここでは、国債投資(個人向け国債)と預金の違いやそれぞれのメリット、デメリットなどを比較していきます。

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個人向け国債とは何か?

定期預金については「定期預金とは」のページでも説明しましたが、ここで比較対象となる「個人向け国債」とはどういう商品なのでしょうか?

個人向け」と付いている通り個人を対象に発行されている国債です。国債というのは国の借金証書で、国債に投資をするというのは国(日本)に対してお金を貸すというイメージです。
定められている満期には元金が返還され、年に2回利息を受け取ることができます。運用期間は3年、5年、10年の3パターンが用意されています。

国が返済を保障しているので安全性は極めて高い運用方法です。
また、個人向け国債の特徴として「途中解約が認められている」というのがポイントです。通常の債券投資の場合、解約はできませんが、個人向け国債は1年経てばいつでも解約できます。ただし、過去1年分の受け取り利息が指しひかれます。

いくつか参考サイトもあげておきますので、ぜひご覧ください。
個人向け国債とは(財務省HP)
個人向け国債と国債の種類の特徴

 

個人向け国債と定期預金の比較、どちらで運用するのが有利なのか?

金利水準を比較してみましょう。

  3年 5年 10年
個人向け国債 0.11%(固定金利) 0.15%(固定金利) 0.40%(変動金利)
定期預金(PayPay銀行) 0.102% 0.155% 0.41%
定期預金(みずほ銀行) 0.03% 0.05% 0.15%
仕組預金(楽天エクステ預金) 0.40% 0.50% 1.15%

個人向け国債は2014年2月募集物の水準。同、定期預金はPayPay銀行の定期預金金利。最後の仕組預金は期間中に絶対に解約できない仕組みになっているが高金利の預金です(楽天銀行のエクステ預金)。仕組預金についてはリスクもあるので「こちら」も合わせてご覧ください。

このように見比べると金利水準自体は個人向け国債もネット銀行の定期預金もさほど変わりありません。仕組預金になると金利水準はかなり有利ですが、期間を選択できないのと絶対にこちらから解約できないというリスクが込の水準となっているので一概にお得とはいえません。

 

10年物個人向け国債はかなり有利

中でもおすすめは「10年物」の個人向け国債です。
10年国債は金利のところにも書いていますが、「変動金利」となっています。そのため、将来金利が上昇するとそれに合わせて受け取れる金利もアップしていくしくみになっています。

アベノミクスによって将来金利が上昇となると、こうした変動タイプが力を発揮します。

10年は長い!と思われるかもしれませんが、個人向け国債は最初に書いたとおり「途中解約」が可能です。1年たてばいつでも解約できるのです。

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